雨が降った後の東京の川、臭いと思いませんか?
殆どの方が、雨水が川に流れ込み、汚れも一緒に流れるので臭くなると考えていますが、それは大きな間違えです。
東京の場合、トイレや台所の排水も雨も全て下水処理場に運ばれ、浄化してから戻されるので、川が汚れる事は無いのです。
しかし、下水処理場へ運ぶために作られた下水管は、家庭から排出する汚水と雨水を一緒に流す合流式となっているため、ゲリラ豪雨のような、集中的な雨が降ると、キャパを超え、川へ流れ出てしまうのです。
もともと緊急回避として始めたこの方法が、最近の降雨量によって頻繁に流れ出る結果となっています。
家庭から出る食用油によって、沢山の魚が死にます。つまり、私達の生活を守るために環境を破壊していると言っても過言ではありません。
お皿の油をふき取ってから洗って欲しいとか、雨水を再利用しましょうと言った意味は、こうした問題を少しでも防ぐことに繋がります。
更に、こうした異常気象を防ぐためにCO2の削減に取り組んでもらいたいのです。
環境問題は、身近に影響を感じにくいと言われますが、川から見ると直ぐそばで起こっているのが判ります。
一人でも多くの方に関心を深めて頂きたいと思います。
読者コメント